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しんこえんげきじゅっしゅ 新古演劇十種

團十郎家の「歌舞伎十八番」「新歌舞伎十八番」に対抗して五代目菊五郎が制定した尾上菊五郎家の家の芸。しかし代々の菊五郎によって演じられてきた得意芸というよりも、それを踏まえた上で五代目が創作初演した妖怪変化の舞踊劇で構成されており、最後に六代目菊五郎が加えた『身替座禅(みがわりざぜん)』だけが異なるテーマになっています。
『土蜘(つちぐも)』『一つ家』『羅漢(らかん)』『刑部姫(おさかべひめ)』『古寺(ふるでら)の猫』『茨木(いばらき)』『戻橋(もどりばし)』『菊慈童(きくじどう)』『羽衣(はごろも)』『身替座禅』。(金田栄一)

【写真】
『茨木』伯母真柴実ハ茨木童子(尾上松緑) 平成23年12月日生劇場
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