裃の下に着る着物や裃の柄ゆきを差す言葉で、胸から腰にかけての部分に、縞、格子などの模様がある衣裳のこと。歌舞伎では、位が高く洒落っ気のある侍(『伽羅先代萩 床下』の仁木弾正)などがこれを着ます(一般服飾史上の「熨斗目」とは言葉の定義や使い方が異なる)。(田村民子)
【写真】
熨斗目柄の着物(『仮名手本忠臣蔵~四段目』塩冶判官)
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熨斗目柄の着物(『仮名手本忠臣蔵~四段目』塩冶判官)
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