「秀山」とは初代中村吉右衛門の俳名で、「秀山十種」とは初代吉右衛門の得意芸を集めた家の芸。「清正役者」といわれた初代吉右衛門ならではの特色が見られ、その多くが加藤清正に因む演目で構成されています。「十種」と呼ばれながらも、制定されているのは六演目にとどまります。
『二条城の清正』『蔚山城(うるさんじょう)の清正』『熊本城の清正』『弥作の鎌腹(やさくのかまばら)』『清正誠忠録(きよまさせいちゅうろく)』『松浦の太鼓』。(金田栄一)
【写真上】
『松浦の太鼓』松浦鎮信(中村吉右衛門) 平成26年1月歌舞伎座
【写真下】
『二條城の清正』[左から]豊臣秀頼(十七代目中村勘三郎)、加藤肥後守清正(初代中村吉右衛門) 上演年月等不明
『二条城の清正』『蔚山城(うるさんじょう)の清正』『熊本城の清正』『弥作の鎌腹(やさくのかまばら)』『清正誠忠録(きよまさせいちゅうろく)』『松浦の太鼓』。(金田栄一)
【写真上】
『松浦の太鼓』松浦鎮信(中村吉右衛門) 平成26年1月歌舞伎座
【写真下】
『二條城の清正』[左から]豊臣秀頼(十七代目中村勘三郎)、加藤肥後守清正(初代中村吉右衛門) 上演年月等不明