初代中村鴈治郎の当り役を選んだもので制定時期は大正10年頃、「玩辞楼」は鴈治郎をもじったもの。当り役といっても他の俳優が演じているものは概ね除外するというのが、どの家の芸でも共通しています。
『河庄(かわしょう)』『時雨の炬燵(しぐれのこたつ)』『封印切(ふういんきり)』『恋の湖』『敵討襤褸錦(かたきうちつづれのにしき)』『あかね染』『碁盤(ごばん)太平記』『土屋主税(つちやちから)』『椀久末松山(わんきゅうすえのまつやま)』『藤十郎の恋』『廓文章(くるわぶんしょう)』『引窓(ひきまど)』。(金田栄一)
【写真】
『藤十郎の恋』[左から]宗清女房お梶(中村時蔵)、坂田藤十郎(中村扇雀) 平成18年1月歌舞伎座
『河庄(かわしょう)』『時雨の炬燵(しぐれのこたつ)』『封印切(ふういんきり)』『恋の湖』『敵討襤褸錦(かたきうちつづれのにしき)』『あかね染』『碁盤(ごばん)太平記』『土屋主税(つちやちから)』『椀久末松山(わんきゅうすえのまつやま)』『藤十郎の恋』『廓文章(くるわぶんしょう)』『引窓(ひきまど)』。(金田栄一)
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『藤十郎の恋』[左から]宗清女房お梶(中村時蔵)、坂田藤十郎(中村扇雀) 平成18年1月歌舞伎座