心中天網島~河庄・紙屋内 シンジュウテンノアミジマ~カワショウ・カミヤウチ

作品の概要

執筆者 / 水落潔
演目名 心中天網島~河庄・紙屋内
作者 近松門左衛門
初演 人形浄瑠璃 1720(享保5)年12月竹本座
歌舞伎 1721(享保6)年森田座
概要 1720(享保5)年10月に曾根崎新地の遊女紀の国屋小春と天満御前町の紙屋治兵衛が網島の大長寺で心中した事件を仕組んだ作と推察されるが詳細は不明。妻子持ちの男と遊女の心中、さらに治兵衛の女房おさんと小春の女同士の義理、治兵衛の放埓を巡る周囲の人々の苦悩を書き込んだ内容に特色があり、近松の傑作と評価されている。

●トップページ・タイトル写真
[左から]紙屋治兵衛(中村鴈治郎)、紀の国屋小春(中村雀右衛門) 平成17年10月歌舞伎座

●ページ公開日 平成28年11月15日
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