紅葉狩 モミジガリ

登場人物

人物関係図

人物相関図

主な登場人物

更科姫 実は 戸隠山の鬼女【さらしなひめ じつは とがくしやまのきじょ】
信州戸隠山(とがくしやま)に隠れ棲む鬼女。高貴な姫に化けて平維茂の一行を宴席に誘い、酒や踊りで巧みに眠らせ、その隙に正体を現して維茂を殺そうとする。
平維茂【たいらのこれもち】
余吾将軍(よごしょうぐん)とも呼ばれる勇敢な武将。従者とともに戸隠山に紅葉見物に来て、求められるまま美しい姫たちの宴に同席する。美酒と姫の舞に惑わされるが、銘刀小烏丸の威力を持って立ち向かう。
山神【さんじん】
維茂のもとに現れて、危難を知らせる。初演のときは老人だったが、再演からは童子の姿に変わっている。