作品の概要
執筆者 /
橋本弘毅
演目名 | 義経千本桜 |
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作者 | 竹田出雲・三好松洛・並木千柳(合作) |
初演 | 人形浄瑠璃―1747(延享4)年11月 大坂・竹本座 歌舞伎―1748(延享5)年1月 伊勢の芝居、同年5月 江戸中村座 |
概要 | 『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』と並び、義太夫狂言の三大名作のひとつに数えられる。全五段で、二段目の「渡海屋」「大物浦」の場(通称「碇知盛」)、三段目の「すし屋」の場、四段目の「川連法眼館」(通称「四の切」)の場が独立して上演されることも多い。 源平合戦で大きな功績をあげながら、兄頼朝と対立して悲運の最期を遂げた源義経。その生涯の物語は昔から人気が高く、「判官びいき」という言葉も生まれている。多くの伝説がさまざまな形で現代まで語り継がれている。これもそのひとつで、都落ちした義経に、死んだはずの平家の武将知盛(とももり)、教経(のりつね)たちが再び襲い掛かるという大胆な物語が主軸となっている。平家物語そのままの戦場の再現に、ロマンスやファンタジーなどが、まさかの展開でふんだんに盛り込まれた壮大な歴史絵巻。 ●トップページ・タイトル写真 渡海屋銀平実は新中納言知盛(中村吉右衛門) 平成24年7月大阪松竹座 |
過去の 公演データ |
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